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ディカプリオ、孤島に閉じ込められる 「シャッターアイランド」は、心の旅の物語
 「予備知識を持たずに見る方がいい」とディカプリオ
 「予備知識を持たずに見る方がいい」とディカプリオ
 米俳優のレオナルド・ディカプリオが来日し、11日、都内で、主演映画「シャッターアイランド」の記者会見に臨んだ。
 本作は、絶海の孤島を舞台に、そこで起きた失そう事件を追う連邦保安官が、さまざまな謎に直面していくというミステリー大作で、ディカプリオとは4度目の顔合わせとなったマーティン・スコセッシが監督した。
 映画にちなんで、会見場の中央に閉ざされた孤島をイメージしたセットが作られ、ディカプリオは桟橋を渡って登場したが、桟橋が外され、孤島に閉じ込められた。質問に答えなければ孤島からは出られないという設定だ。
 ディカプリオは本作について、「この映画は、1人の男が真実を追い求めながら、自分の過去のトラウマにどう対処するかを描いている。1人の男の心の旅の物語だ。主人公が過去を知り、自分を知るという心理ドラマは、俳優にとっては難しく強烈な経験だった」と語った。
 10年来コンビを組んでいるスコセッシ監督については、「俳優の演技に沿って映画を作っていく監督。俳優が行く方向に付いてきてくれる。俳優の心の旅を見守って、映画の行く先を俳優に任せてくれる。今回は、リミットを越えて主人公の生の感情が現れるような演出をした」と絶賛した。
 役柄との共通点については、あまりないことを祈っていると言いながら、「僕が演じたテリーには、真実を知ろうとするしつこさがある。何かを追求していくという点では俳優の役作りに似ている」と分析した。
 また、自身は独身だが妻子がいる役については、「自分自身は体験していないけれど、役柄の身になって、彼の靴を履いているような気持ちで、もし僕がこうだったらという仮定の下で演技を作っていくのが俳優。映画作りで一番大切なのはクランクインする前の勉強だ」と独自の演技論を展開させた。
 最後に観客へのメッセージとして「なるべく予備知識を持たずにオープンマインドで映画の流れに乗ってもらいたい。何も知らずに見る方がいい。数回の鑑賞にも耐える映画」と自信をのぞかせた。
 映画は4月9日TOHOシネマズ スカラ座ほか全国超拡大ロードショー。
(2010/03/11)
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