

多彩なロック5枚 '09高知のCD・下
「'09高知のCD」、ラストは5枚。多彩なロック作品群で、高知にもさまざまなバンドがいることを証明している。
コンピレーション「死国」 KOCHI CITYハードコアを中心に、四国のパンキッシュなバンド10組のサウンドを集めたCD。ハードでノイジーでハイスピード。ヘッドホンでなくスピーカーで、ボリュームを上げて聴け。それがCHAOTIC NOISEでのライブの準備だ。
PISTOL JAZZ 8ビート以外のドラム、ランニングしまくりのベース、そして時にノイジー、時に浮遊感たっぷりのギター。そんな室戸の3ピースが放つ攻撃的なインストが詰まった、タイトルなしのこの自主制作盤。コアなロックファン(主に男性)は軒並みやられた。
YSK「Quintet」 YSKと書いて「ヤスコ」と読む、歌物ロック5人組。本作収録の「風」は必聴。このバンド最大の武器であるボーカル「こーへい」の美しい声と、ミディアムテンポでマイナー主体のサウンドがつくり上げるセンチメンタルな歌は、心にしみてしようがない。
1972 BACON「contact」 高知で積極的に活動してるバンドで最も若いアラハタ3ピースは、英語詞エモコア道一直線! が、このCDはバラードのみ2曲。それは自信を込めて表現する、隠しようのない変化である。2曲目「I 'm not one」はぐっとくる佳作。
MOSQUITOES ARE BATTERY「NOW ON SALE!…BUT WHO 'S BUYING?」 戦時日本テイストの歌詞…という個性をまとっているが、サウンドは正統派ヘヴィメタル。ギターのソロパートが実にウィーピィーで、収録全10曲のラストを飾る「ENDROLL」が出色。
(2009/12/26)


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